読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

IWC日記

時計好き管理人の日々を綴った日記です。

むかしむかしの、黄色い傘の小さな切ない思い出

人の一番古い記憶というものは、大体3,4歳くらいの時の記憶と言われているそうですね。



私も、一つだけ4歳の頃のことを記憶していることがあります。 たいしたことではないのに、当時の私にとっては少しショックだったのだと思います。



幼稚園入園の直前に、両親と幼稚園に行きました。 そこで専用のカバン等、幼稚園で使うものを販売していたからです。 展示場のようになっており、魅力的なものがたくさん置いてあったのを覚えています。



その中で私が目を留めたのが、黄色いかわいらしい傘でした。 それは別にその幼稚園専用というわけではなく、ついでに買う人がいるかも知れないから、展示していたようです。

 



当時、私は黄色が一番のお気に入りでした。 それで、その黄色い傘がとても魅力的に見えたのです。 それで、めったに物をねだらない私が、その傘を買ってと言ってしまったのです。



すると母は怒るわけでもなく、普通の口調で「傘は持ってるからいいのよ」と言いました。 むしろ、いつもより優しいくらいの口調でした。



それなのに私は、まずいことを言ってしまったのだと感じ、とても恥ずかしくなってしまったのです。 たったそれだけのことですが、そのことだけをなぜかずっと覚えていました。 今思うと切ない思い出だったんだなと思います。