北のミサイルって、こんなに存在感なかったっけ?
昔の、といってもここ10年以内ぐらいのですが、ニュースやワイドショーでは
北朝鮮が日本海にミサイルを発射する、と言うのは結構扱いの大きいニュースでした。
軍事評論家や北朝鮮の専門家だと言う肩書きの人が
スタジオにコメンテーターとして呼ばれ、色々解説してくれたものです。
しかし今更、古くて戦略上アテにならないミサイルを日本海に捨てたところで
大して意味が無いのが日本に浸透したからでしょうか。
あんまり大きなニュースにはならなくなりましたね。
ああ言う種類の行為は、外国に大きなニュースとして取り上げられることで
アピールとして成立するのであって、それによって援助を引き出すわけです。
まああんな軍事的挑発行為は
日本と言う側から見たらただの迷惑以外の何物でもないですが、
今北朝鮮のトップにいるカリアゲ饅頭君の立場を想像してみたら
同情できなくも無い所がいくつか見受けられます。
まず、北朝鮮という存在が国際的な場で大きなウェイトを占められなくなっている点。
そして先代はその存在感を十分に生かし、危険性アピールできる程優秀だった点。
極め付きは、核実験を越える軍事アピールは極めて難しい点です。
せこい型遅れミサイル飛ばしている場合じゃないよ、カリアゲ君。